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独身で住宅ローンを組む際の審査ポイント・注意点とは?

独身で住宅ローンを組む際の審査ポイント・注意点とは? 





独身の方で、住宅ローンを組んで家を購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、住宅ローンを組む際、結婚していなくても審査が通るのか気になりますよね。そこで今回は、独身で住宅ローンを組む際の審査ポイントと注意点についてご紹介します。

独身で家を購入する理由
近年、独身であっても家を購入する方が増えてきています。これは、働き方や生き方が多様化し、パートナーがいてもあえて結婚をしない方や、パートナーを作らない方が多くなってきたからでしょう。また、独身であっても、性別に関係なく安定した職種に就き、不自由ない生活が送れる年収を得られるようになったことも影響していると考えられます。
その他、毎月の家賃を払い続けるより、マイホームを購入した方が、資産形成につながると考えられることも理由の1つです。他にも年齢を重ねると、新しい賃貸契約が難しくなる問題もあるので、終の棲家として購入を考える人もいます。老後のことも考え、あえて持ち家を購入する方も多くいらっしゃることでしょう。

住宅ローンの事前審査のポイント
では、独身で住宅ローンを組む場合、事前審査でどのようなことがチェックされるのでしょうか。まずは、住宅ローンの事前審査のポイントから見ていきましょう。

健康状態
住宅ローンを組む際「団体信用生命保険」へ加入しなければなりません。団体信用生命保険とは、債務者が死亡または高度な障害に陥り返済ができなくなったときに、ローンの残高を保証してくれる保険です。団体信用生命保険に加入するには、まず健康状態が良好であることが条件です。そのため、健康状態が良くない場合は団体信用生命保険に加入できず、住宅ローンを組むこと自体ができません。

年齢
住宅ローンは、最大35年で契約できます。最大年数である35年で契約すると毎月の返済額を少なくすることが可能で無理のない返済となるため、35年で契約する方がほとんどです。そして、大体の金融機関では、最終返済時に80歳となるように住宅ローンの目安を定めます。最大35年で契約し、最終返済時が80歳となるように契約するとなると、45歳の手前で住宅ローンを組むことが最適といえます。もし、45歳を超えてから契約する場合、超えた分を引いて計算されるため、その分の返済期間が短くなるでしょう。返済期間が短くなると、その分毎月の返済額が上がってしまったり、借入額が少なくなってしまったりする可能性があります。

年収
年収によって借りられる額が決まるため、年収は審査では大切なポイントの1つです。年収が高い・低いだけではなく、借入額や年齢、職業などのバランスも見られます。バランスが悪いと判断されてしまうと、借り入れが難しくなってしまうこともあります。
年収が安定しているか、十分な年収であるかはもちろんですが、住宅ローン以外にも借り入れをしているかどうかもチェックされます。住宅ローン以外の返済額が多い場合は、住宅ローンの借入額が減ってしまう可能性や、借り入れ自体が難しくなってしまう可能性があります。特に、返済を滞納したことがあると、住宅ローンの審査に響く可能性が大きいでしょう。

担保評価
万が一、病気やケガなどの理由で住宅ローンの返済ができなくなってしまった場合、購入した住宅が担保となります。そのため、購入する住宅の評価価値も住宅ローンの審査条件に入ります。

勤続年数
事前審査では、勤続年数もチェックされます。勤続年数が長いと、会社を辞めて転職することが少なく、年収が安定し返済が滞りにくいと判断されるためです。勤続年数は3年以上あれば審査でのマイナス評価は受けにくく、長ければ長いほど良いといわれています。

住宅ローン審査で「独身」であることは影響する?
住宅ローンと聞くと家庭を持った方が利用するイメージがあり、独身の方は利用しにくい、または審査に通りにくいというイメージを持った方もいらっしゃるでしょう。しかし、最近は独身であっても家の購入で住宅ローンを利用する方が多いため、独身か既婚かは審査条件には含まれておらず、独身であることが審査に響くこともなくなってきています。
住宅ローンの審査で、最も重要となるのが「返済できるかどうか」です。既婚でパートナーや家族がいたとしても、収入が安定していない、他のローンを滞納してしまっているなど、返済能力がないと判断されれば住宅ローンを組むことはできません。逆に、独身であっても安定した収入や返済能力があると認められれば、住宅ローンが組めるというわけです。

独身で住宅ローンを組む上で重要なこと
独身の方が住宅ローンを組む上で重要なことがいくつかあります。

無理のない返済負担率にする
住宅ローンを利用する場合、無理のない返済負担率にする必要があります。多くの金融機関で返済負担率が30~35%までと決まっていますが、無理のない返済負担率を選ぶなら25%前後に設定することをおすすめします。結婚している場合は予定通りの返済が難しくなった場合、配偶者にパート勤務をしてもらうなどして収入を増やすなどの対処もできますが、独身だと基本的には自分1人で返済しなくてはなりません。返済負担率の上限で借りてしまうと、将来的に大きな負担になることもあるので注意しましょう。

住宅ローンは35年で組むようにする
利息を抑えたり、早く返済したいと考えたりして、返済期間の短縮を考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、住宅ローンの返済スケジュールは、最大期間である35年で組むことをおすすめします。無理をして返済期間を短縮したり、ボーナス併用型返済でローンを組んだりすると、ローンの返済で後々の生活が苦しくなってしまうことも考えられます。そのため、35年契約で無理のない返済にし、毎月の給与やボーナスで余裕があるときに、繰り上げ返済するのが一番です。

独身で住宅ローンを組む場合の注意点
ここでは、独身で住宅ローンを組む際の注意点をご紹介します。

転居やUターンなどの可能性を考える
仕事で転勤が決まった場合や、キャリアアップのために転職をする場合など、購入した家に住み続けられなくなることもありえます。仕事柄、転勤の多い方は特に注意が必要です。また、親の介護が必要となって実家へ戻ることになり、家を手放さなければいけないケースもあります。将来自分自身に介護が必要になることもありますので、現状と将来を見据えて、住宅ローンを組むようにしましょう。

結婚の可能性もある
今は結婚を全く考えていなくても、将来的に結婚を考えることもあるかもしれません。結婚して住まいを変える場合、賃貸に出したり売却したりする方法があります。そのまま購入した住宅に住む場合は、引き続き債務者本人が返済していけば問題ありません。しかし、パートナーの収入で住宅ローンを返済する場合、ローン返済額が年間110万円を超えてしまうとパートナーからの贈与とみなされます。その場合、贈与税が発生してしまう可能性があるので注意しましょう。

最後に
今回は、独身で住宅ローンを組む際の審査ポイントと注意点についてご紹介しました。独身だからといって、住宅ローンを組めないわけではありません。年収や健康状態、勤続年数などの条件が満たされれば、独身の方でも住宅ローンを組むことができます。賃貸よりも持ち家が良いと考えている方は、年収とのバランスを見ながら、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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